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明治大学名誉教授金山氏は、本日彼の研究所「いのちの寺子屋」を合同会社として開始するキックオフミーティングを東京お茶の水で開催されました。
最初に金山教授は、彼の専門である死生学の学びの一つとして、禅宗の白隠の思想を取り上げました。
人間が危機に陥った時の解決方法は1+1=2のような理屈で脱することは難しい。
人生の苦痛を解決する方法に模範解答は無い。地獄から逃げようとすればするほど苦しみが大きくなるということをエピソードを交えてレクチャーしました。
金山教授はその後、戦後の日本が現在までどのように変化してきたか、経済発展の変化に伴い人々の心のつながりが失われ、働く目的は何なのかわからなくなってしまったと続けました。
どんな生き方をしたらよいのか?どんな社会をつくったら良いのか?どんな働き方が最も人間らしいのか?私達は良く考えなくてはならない。
絶えず新しい価値を生み出せるように、本研究所は、今後いろんなイベントや旅行を企画してそこを探求していき、世の中に発信していきたいと述べました。
今日集まられた約40名弱の皆さんは、金山教授の研究所の思想に強く共鳴する人達です。
神社の宮司、僧侶、医者、建築家、写真家、森の森林を守る事業家、多様な職業を持たれるプロフェッショナルばかりです。それぞれがマイクを持って、自分はどのように本活動にご協力していくかの意思を発表していきました。
どのような人と知り合うと売上に寄与するか?が一般的ビジネス懇親会ですが、本日集まられた方達は、既に慈悲の精神を以って、日本をより良くさせる為に協力し合えるか?という方向で一致しているので、大変珍しい集まりでした。
あるお医者様は今日本では異常に死者がどんどん増えており、医療従事者は毎日死者を見送っている。台湾でもタイでも仏教国なら病院に礼拝所が必ずあるが、日本だけは医療と信仰を切り離されている。私は医療従事者にとって祈りの場は不可欠だと思うと言ってました。
塩澤は、目に見えない神の世界を絵画で可視化して、次世代に生きる意味を教えたり、日本の優れた慈悲の精神を今一度蘇らせるためにも、金山教授と共に活動をしていきたいと皆さんに発表しました。