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9月16日、青山で打ち合わせがあり、ミーテイング場所が 「THE AOYAMA GRAND HOTEL」のカフェでした。そこは、黒川紀章設計事務所が設計を手がけ、青山通りと外苑西通りの交差点に位置する、青山のカルチャーやファッションを象徴する商業施設ベルコモンズの跡地でした。
しかもそこは、塩澤27歳でデザイン事務所を開設した場所から2分くらいの場所です。ベルコモンズのビルは無くなってしまいましたが、当時のデザイン事務所の建物が残っているかを見に行ったら、なんと、45年の歳月が経ってもその場所が残っていました。

思わず記念撮影。
「初心忘るべからず」とは世阿弥の言葉ですが、一般的には「始めた頃の新鮮な気持ちや謙虚さを大切にする」という意味で使われますが、 世阿弥が伝えたかったのは少し違います。
つまり、「昔の初々しい気持ちに戻ろう」ではなく、「いつの時代も自分の未熟さを自覚し、学び続けなさい」という意味です。
塩澤としては、45年前の自分も今の自分も常に自分の未熟さを自覚して学び続けていると確信したようです。
それから現代の東京の風景を眺めながら原宿まで雨の中を歩き、恵比寿の割烹料理店「かみくら」を久しぶりに訪ね、大将にご挨拶。既に7年程ご無沙汰しています。

ここにも「初心忘るべからず」精神を持ち続け、料理を創作している寺地大将が居ました。


なかでも、大将手作りタレで頂く豆乳湯豆腐は今でも味と食感が甦るほど印象的な美味しいお料理でした。二人で鍋いっぱいのスープを全て飲み干し、おいしい日本酒を頂きました。

私達は6月の奉納で終わりにせず、また熊野の新たな取り組みをすることを大将とお約束しました。
寺地様、改めて心から感謝申し上げます。