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福井県大飯郡高浜町で6年ごとに開催される7年祭りがあります。高浜町の一瀬さんが貴重なお祭りの見学にご招待してくれました。
一瀬さんご夫妻はお祭りのお役目があるためご多忙なので、長女の裕子さんがまずはお祭りが始まる前に、最近注目されている暮らしの複合施設「HIBI日美」を案内してくれました。
高浜町から車で10分程の山間のおおい町に、地元出身の建築家岸崎さんが、石山城武藤氏の家老の築230年の屋敷を移築してリノベーションした施設です。
施設内に入ると、古き優れた建築と新しい技術が巧みに融合し心地よい空間を演出しています。立派な柱や梁には歴史を感じます。カフェから大きなガラス越しに、山の緑と古い集落の瓦屋根の家々が連なり、雑草地の緑と一体化していて美しい。古の風景を見ているようで心が落ち着きます。
夜はフレンチ創作料理もいただけるのだそうです。本日caféでいただいたのは極上のシュークリーム。
過疎化し始めた集落を若い世代が、日本の古き良き歴史ある風景ごと守ろうとしています。これからの日本にとって宝となる大事な取り組みです。
高浜町に戻るとあいにくの雨がまだ降っていました。しかし地元の皆さんは関係なくニコニコしています。どうやら龍神さんが来てくれて雨をふらしてくれたので皆さん嬉しいらしい。高浜町西山地区の宵宮では、子供達の舞踊と若い男の子達の笛と太鼓演奏が2か所に移動して披露されました。
踊りのお師匠さんの手ほどきが行き届いていることが、小学生とは思えぬプロ並みの踊りの所作のすばらしさでわかります。お化粧も着物も全て大人と同じように着飾り美しい。
その晩は一瀬様宅にて楽しい夕食会が夜中まで続きました。