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1675年創業の「増田徳兵衛商店」は、京都伏見の地で最も古い歴史を有する日本酒の蔵元です。
母屋と造り蔵を隔てている道は、平安京の時に整備された鳥羽の造り道(平安京の南端から淀川の起点まで通じていた古道)でもあります。
枡をかたどった家紋は、今でもかっこイイ!
酒蔵で且つ、公家の為に宿を提供していた増田徳兵衛が醸造する清酒のブランド名「月の桂(かつら)」は、宿泊した公家が詠んだ歌から命名されたそうです。
350年の歴史ある増田家の庭から発見された鳥羽伏見の戦いの時の砲弾も残っています。
第14代目の増田徳兵衛氏は、明治以降忘れられていた濁り酒を現代風に復活しヒットさせ、老舗の伝統を守り続けています。既にご長男に社長の座を譲られ、会長となられています。
徳兵衛さんは、常に新しい挑戦をしてきたので、失敗も数多くあり、笑いながら失敗談のいくつかをお話されるお人柄が実にチャーミングです。
日本の優れた精神性をアートで伝える塩澤の活動についても熱心に耳を傾けていただき、未来にむけて我々が共に何が出来るかを共有することが出来ました。