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熊野の深部に触れる旅の最終日

106日早朝、昨日の2つの神社への奉納画の快諾を得た翌日、ふと日の出前の東の空を見上げると熊野本宮大社への奉納画に描いた同じレインボーサークルが出ていました。不思議な現象ですが、素戔嗚からのおすみつきをいただいたような嬉しい気持ちになりました。

さて、106日は「神倉神社」からのハードな始まりとなりました。

この神社は天ノ磐盾という険しい崖の上にあり、538段の急な(体感傾斜80度)石段を登ったところにご神体のゴトビキ岩があります。

創建はなんと128年。

日暮れとともに白装束に荒縄を締めた男達が2000人一斉に頂上から歓声を上げながら、松明をもってその急な石段を駆け降りる“御燈祭”という新年の火を迎える祭りがあります。(参考写真)日本人の信仰精神は他の国から見れば、狂人に近いかもしれません。でも日本の神秘の力が受け継がれている頼もしさを感じます。

最後に私達は熊野本宮の大斎原(おおゆのはら)に戻りました。ここは、川の中州にあって、12社殿が建っていましたが1889年に起きた大水害により社殿の殆どが破壊され流されました。上流の十津川では昔水葬をしていたそうです。そこで流した遺体の骨がこの場所でとどまり中洲を形成したとも言われています。

現在の大斎原は木に囲まれた平地で緑にあふれ、神聖な空間を残し神々が祀られています。

昨日までの雨はなんだったのか?快晴の空に熊野本宮の日本一高い鳥居が空に向かって突きたち、我々を見守っているかのようでした。熊野の旅を終えて改めて、私達は神秘日本の強さを取り戻し再興させることが仕事であることを再認識しました。

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