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本日は信頼する友人からのお誘いで祇園甲部歌舞練場に「温習会」の貴重な公演を鑑賞しました。
甲部とは八坂神社門前で茶屋町として栄えた花街のことです。「温習」とはおさらいという意味で祇園甲部の芸妓・舞妓さんがお稽古の成果を披露する会で今年は10月2日から7日の開催です。
歌舞練場は明治時代1872年の建築物で、その劇場と庭園は格別の美しさです。
公演は撮影禁止ですが、当日の演目は6つで、大勢の芸妓や舞妓さん達が華やかな衣装と道具で、一斉に踊るものから、怨みを持った女が白鷺に化けて一人で舞う妖艶な踊りまで工夫されています。
その後、すぐ近くの料亭「おかだ」で素晴らしい京料理を堪能しました。
芸妓のゆり葉さんのお茶屋さんにご案内いただき、200年以上続くこの文化に直接触れました。
その後洗練されたバーにもご案内されました。東京にもバーは沢山ありますが、京都のバーは厳かで高級感が漂いバーテンダーさん達もどこか品格が漂っていて、花街のお客様への徹底した配慮を感じます。
京都に残る華やかで奥深い花街の歴史にふれた一日でした。