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5月4日、八坂神社、龍穴詣りの茶会に出席

八坂神社は、もともと祇園感神院と言う名で1000年余り神仏が集合して信仰された、僧侶も居住するお寺でもありました。

しかし、明治の宗教改革によって、神仏分離が行われ、御祭神であった牛頭天王や龍神や仏たちを祀る事が許されず、本殿の下にある全長151mの池である龍穴も封印されてしまいました。

22代目の野村宮司は、現在起きている自然災害や疫病、未だ先の見えない戦争や紛争等に心を痛める日々の中、神仏の導きを求める祈りの原点に立ち返り1000年前の信仰を復元すべく踏み出しました。

本日は、非公開の本殿内参拝や笛の演奏奉納、龍穴の湧き水で点てたお茶会で龍神の息吹を感じる催しが開かれたのです。

常盤新殿にて龍穴の湧き水「青龍神水」でのお抹茶を頂き、塩澤のコズミックドラゴン図が展示されセレモニー会場をにぎわしました。すでに本日だけで100名以上の方々が本催しに参加され作品を鑑賞されたようです。

笛奏者の梅泉さんが、この日の為に普段は立ち入る事の出来ない本殿内にて演奏を奉納しました。本殿に入室出来るように私達も宮司様のお取り計らいを頂きました。

本殿内での拍手や写真等の禁止、神様への奉納儀式の基本動作を宮司からご説明を受け、厳かに演奏が披露されました。

本殿に太鼓が鳴り響き、太古の世界に運ばれるような笛の音が流れると、どこからか、風が吹き抜けていき、まるで神様が喜んでいるかのように感じました。

コズミックドラゴンは長い眠りから覚め、多くの人々の目に触れたことで、中央の素戔嗚尊のまなざしは、どこかやさしさを帯びていました。

 

 

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