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6月2日より、京都から5時間かけて紀伊半島にある熊野三山の聖地巡りをしました。
まずは熊野古道の石畳に立ち寄りました。2000年前からある巡礼道で石段は800段あるそうです。平安時代は皇族や貴族が、江戸時代になると庶民も熊野三山をお参りするようになりました。
今も霊気が漂う神秘的な場所です。
次に那智山の修験道の最初の入り口を過ぎます。そして那智大社に到着。
那智の滝は荘厳な姿で、近づくとその聖域の清らかさが伝わってきます。
社務所はさらにその上にあり、那智の滝を見おろすことが出来ます。
塩澤は、男成宮司に近い将来に那智の滝を描き、特に若い世代の日本人に日本の信仰精神性の素晴らしさを絵で伝えたいと提案。
両者は、参拝者の目に触れないと意味が無いので、展示する場所の問題を共有しながら再会をお約束しました。
同敷地内に那智山青岸渡寺があります。明治時代以降廃れていた熊野修験者道を復活させた高木住職にお会いして神仏習合の修験道場としての熊野の歴史を聞き、人々の奥深い信仰に触れました。