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本日は社団法人日本風姿花伝による講演イベントが塩澤作品「コズミックドラゴン」の前で開かれました。芸術・AIが未来にむけて継承すべきものは何か?がテーマです。
幸運なことに、野村宮司にお越しいただきました。野村宮司は、新型コロナウイルス感染症の影響が依然として残る祇園祭の復興に、神仏習合のアプローチで取り組んでいらっしゃいます。
仏教はChatGPTを組み込んだ「Buddha Pot+」の開発など、デジタル時代において大きな進歩を遂げていますが、神道は単一の宗祖がいないので難しい。キャッシュレス化が進む中で、伝統的な賽銭箱の未来はどうなるのかという疑問も生じています。野村宮司は、AI時代が信仰のあり方をどのように変えるのか、ユーモアを交えて語りました。
続いて、社団法人日本風姿花伝の活動について理事長からご説明。次の7月7日の重要なイベントとして昭和神宮の遥拝所の設立について関氏から説明されました。
そして、塩澤は、海蛇に襲われて絵本になったエピソードや、幼い頃の同級生の一家心中を見てしまった事に触れ、「死」と向き合った奇異な経験が彼の芸術的ビジョンに深く影響を与え、神仏の描写の基盤を形成していると説明しました。
更に、65%程未完成だが昭和神宮に奉納する作品天神金龍銀龍を披露し説明をした。
最後に株式会社SLA代表の井元剛氏からは、AI開発技術における日本と世界の技術との差がどのように起きていたのかを説明。そして現代のテクノロジーが如何に文化や精神性と交差できるかを語りました。