10月19日祝賀会はウエスティン都ホテルで開催されました。

小丸屋住井の京団扇の歴史は千年以上と推測され、公家であった住井家が帝の命を受け始まったと言われます。

お祝いのお花が入口にびっしりと飾られ、会場入り口の金屏風の前に舞妓さんや芸者さんがずらりと並ぶと絢爛豪華な雰囲気が一層まして京都らしい祝宴の始まりを印象付けます。

能楽の大鼓奏者で人間国宝の大倉正之助さんのお祝い鼓が会場中に響き渡ると、一気に不思議な力で清められた空気が充満していきます。それは、日本人の研ぎ澄まされた精神性から生まれる、人間の可聴音域をはるかに超えた高周波の響きです。心を整える力があります。日本はなんて素晴らしいんだ！

その後関西フィルハーモニーのチェロ奏者向井氏が登場し、大倉氏の鼓とチェロのコラボレーションで、高周波の鼓の響きをチェロがつかみとり切り込んで絡み合う絶妙なパーフォーマンスです。お二人ともに見事でした。

祝辞が終わると、鏡開きは豪華なメンバーが壇上に登ります。

ビデオメッセージの大画面も設置されていて、有名人たちが次々とフレンドリーに祝辞されていきます。住井社長のお顔の幅広さがここでもよくわかります。

お食事と歓談が始まり、会場が賑わい出すとオペラ歌手、ピアニスト、バイオリン、舞踏家等続々と登場して、素晴らしい演奏とパフォーマンスを披露してくれました。

お食事はもちろん、素晴らしい芸術パフォーマンスたっぷりの祝賀会でした。

ご招待していただいた住井社長様に心から感謝致します。