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那智から山を下り和歌山県から三重県に差し掛かると花の窟神社があります。
鳥居をくぐると参道が曲がって奥へ続き、現れたのが大きな岩の断面です。
神々の母であるイザナミノミコトが火神カグツチノミコトを産んで火傷を負って亡くなった時の御廟で日本最古の神社と言われています。
自然崇拝を象徴する無社殿神社で高さ70メートルの巨岩がそびえたっており、花を添え飾って祀ったことから花の窟という社号となりました。
そのカグツチノミコトは怒ったイザナギによって殺されてしまい、そのお墓もたっています。
太古の日本の神話は実存し、明らかに岩に神が宿っていると感じる不思議な場所です。素晴らしい日本人の信仰心を感じ取ることが出来ます。凄いわ~日本。
手水舎のすぐ近くにはご神体のいわくらから落ちて来たと伝えられる願掛けの丸石があります。