この日は東京大田区池上本行寺で「日蓮生誕法要」が開かれました。毎年恒例で塩澤作品が展示されます。

又、直前に決定したドキュメンタリー映画の撮影の初日となりました。

まずは、本行寺にある江戸の絵師狩野探幽のお墓参りと、日蓮聖人が荼毘に付し、骨が納められている塔の撮影が始まりました。

塩澤の中学校の担当教師の田中先生が、作品を見に来ていただきました。お会いしたのは、15年ぶりとなります。監督は田中先生にもインタビューをお願いしてフィルムに納めました。先生は92歳。しかし矍鑠とした姿で、優しいお話しぶりがとてもこころ温まりました。

いよいよ作品「白蓮華図」の設置作業が始まりました。午前中に京都から来られた西陣織協会の会長の蔦田氏もお手伝いいただき、大変恐縮致しました。

白蓮華にブラックライトが灯り、設置完了。田中先生のお孫様達と記念撮影。

作品「日蓮涅槃図を」田中先生にご説明。

どんどん人が集まり始め、80名程の椅子は全て満席となりました。映画撮影は、法要の間も続きました。

著名な方や多様な方々が沢山作品を見に来て下さいました。

法要が終わった後も皆さん帰らず、記念撮影や別室でお茶をのんでお話したり、長時間歓談し、14時から始まったイベントはお寺が閉まる17時で終了しました。

その後は有志達がご夕食会までご一緒に残り話は尽きることなく、楽しい一日となりました。ご来訪の皆様に心より感謝申し上げます。