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10月13日 粟田祭の夜渡り神事

本日は歴史ある粟田神社を訪ね、そのお祭りに参加しました。その昔京都へは7つの出入り口があって、粟田口という入口に粟田神社は平安時代の876年に建てられました。粟田神社は素戔嗚尊と同じ神様の牛頭天皇が祀られています。

参道には松明が焚かれ幻想的です。

粟田祭りは1000年の歴史を持ち、室町時代には応仁の乱等によって祇園祭が出来なかった時に代わりの祭事となった由緒あるお祭りです。

お祭りなのに、その日の境内はひっそりと静まり返って、どこか懐かしい心が落ち着く清らかさが漂っていました。

お神輿も待機していますが人の姿はありません。

すると、お神輿を担ぐ友人の量ちゃんから「知恩院で神事をしているから来ませんか?」と誘導されて粟田神社から10分程歩き、知恩院前に行ってみると、大きな松明を囲み大勢の人がここにいました。

お坊さんと神官さん達が集まり、相互にお祈りが始まりました。

お念仏が高らかに響き、お坊さんが玉串を奉納し、榊を持った神職の後にお坊さんが続いて歩く、珍しい光景です。

粟田祭りの夜渡り神事は、知恩院の僧侶と粟田神社の神官がともに神仏習合して力を合わせ、祇園精舎の守護神牛頭天王(祇園精舎の守護神)が君臨したと言われる瓜生石を拝み敬い感謝する祭事です。「れいけん祭」と呼ばれ、これは“霊験”を意味しています。神仏や菩薩などへの信仰や経典を読む等の結果現れる不思議な力や効果、体験の事です。

お祈りがピークになる頃、月の光があまりに強く感じ、気になって撮影した映像には大きなオーブらしきものが木の上に現れていました。やはり神様は確実にこの神事により降りてきていたと確信しました。

その後大きな松明を先頭にして氏子の皆さんが行列して地域を練り歩きます。

私達はこの京都の神秘の奇祭にすっかり魅了されました。

最後に量ちゃんが無病息災の御守りになる松明の墨をくれました。

量ちゃん粟田祭りに誘ってくれて本当にありがとうございます。

 

 

 

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